【家庭の省エネをわかる化】沖縄県市町村別 次世代省エネ基準&家庭の省エネ参考データ

家庭の省エネ推進の第一歩は現状把握

家庭での省エネルギーを考える際に、それぞれの家庭でどれくらいのエネルギーを消費しているかをまず知る必要があります。電気、ガス、灯油などのエネルギーが何に使われているかを把握できると対策を講じやすくなります。

このとき、対象家庭の省エネ度がどの程度なのかがわかれば、より具体的な省エネ計画が立てられます。インターネットをはじめ、世の中には省エネ活動に役立つ情報が相当量ありますが、どれをどう活用すればいいのか悩むことも少なくありません。

そこで家庭の省エネ推進に役立つ情報を整理し、まとめてみました。下記の表が沖縄県内の市町村別の省エネデータです。

住宅を新築する際に「次世代省エネ基準」をクリアした断熱性能や遮熱対策が求められています。地域によって気候は異なりますので、基準も市町村単位で変わってきます。「Q値」、「μ値」、「 暖冷房負荷」がその基準となります。既築住宅でも、この基準値をひとつの目安にできます。

「給湯」、「暖房」、「冷房」、「照明」、「換気」、「家電」の数値は年間の一次エネルギー消費量です。一次エネルギーは石油、天然ガス、LPガス、石炭、水力、原子力、地熱などのことです。電気はこれら一次エネルギーを使って作られる二次エネルギーになります。


「家庭の省エネをわかりやすく伝える」
そんな思いで一覧を作成しました。ぜひあなたのエリアでご活用ください。

沖縄県市町村別 省エネ計画参考データ一覧

市区町村
コード
市町村名地域 区分Q値μ値暖冷房
負荷
給湯暖房冷房照明換気家電
47201那覇市Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47205宜野湾市Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47207石垣市Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47208浦添市Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47209名護市Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47210糸満市Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47211沖縄市Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47212豊見城市Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47213うるま市Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47214宮古島市Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47215南城市Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47301国頭村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47302大宜味村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47303東村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47306今帰仁村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47308本部町Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47311恩納村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47313宜野座村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47314金武町Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47315伊江村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47324読谷村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47325嘉手納町Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47326北谷町Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47327北中城村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47328中城村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47329西原町Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47348与那原町Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47350南風原町Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47353渡嘉敷村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47354座間味村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47355粟国村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47356渡名喜村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47357南大東村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47358北大東村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47359伊平屋村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47360伊是名村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47361久米島町Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47362八重瀬町Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47375多良間村Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47381竹富町Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ
47382与那国町Y地域 3.70.0635015.8GJ 13.5GJ11.6GJ4.1GJ33.8GJ

他の都道府県は下記からどうぞ

市区町村コードと市町村名について

市区町村コードは日本工業規格の『JIS X0402:2010』で定められたものです。市町村名は2011年12月20日現在の情報をもとに掲載しています。

平成の市町村大合併で廃止された市区町村コードも多く、2010年に規格も改定されています。活用方法を含め、詳細はこちらのページを参考にしてください。>> 都道府県コードをいかす

地域区分について

地域区分はTa、Tb、U、V、Wa、Wb、X、Yの8つの地域に分けられています。各地域ごとに断熱性能や暖冷房負荷の基準値が異なります。同じ市町村内でも気候の違いにより地域が分かれることもあります。

*経済産業省・国土交通省告示第二号(施行平成21年4月1日)より地域の区分を抽出しています。

Q値、μ値、暖冷房負荷について

Q値(キューチ)というのうは住宅の断熱性能を表わすもので、「熱損失係数」と呼ばれています。住宅の窓、壁、床、天井、屋根、すき間などから逃げ出す熱量を延床面積で割って求めます。数値が小さい(熱損失が少ない)ほど断熱性が良い住宅です。単位はw/m2・kです。

μ値(ミューチ)は「夏期日射取得係数」のことで、「建物による遮蔽がないと仮定した場合に取得できる日射熱量」に対する「実際の建物内部で取得できる日射熱量」割合の冷房期間中における平均値をさします。この値が小さいほど日射による熱量は少なく、夏期の冷房負荷も軽くなります。

上記の表にある暖冷房負荷の数値は「年間暖冷房負荷」の地域ごとの基準値を表わし、単位はMJ/m2・年です。この値が小さいほど暖冷房負荷は軽くなります。

給湯のエネルギー消費について

給湯の一次エネルギー消費量は「住宅事業建築主の判断の基準におけるエネルギー消費量計算方法の解説」(財団法人 建築環境・省エネルギー機構)P210より引用しています。

沖縄県の地域区分Yではガス瞬間式(従来型)給湯器を標準的な給湯設備として算出条件に設定しています。

暖房・冷房のエネルギー消費について

Y地域では暖房使用なしを前提に出しています。

冷房についてはルームエアコンディショナー使用を条件としています。

なお、暖房、冷房の一次エネルギーの消費量を算出にあたり、 財団法人 建築環境・省エネルギー機構さまが運営されている『省エネ法 住宅事業建築主の判断基準算定用WEBプログラム 1.2.1』を利用させていただきました。右記条件での算出となります。【構造の種類】木造(軸組構法)、【断熱性能の区分】等級2相当。

照明のエネルギー消費について

照明の一次エネルギー消費量は「住宅事業建築主の判断の基準におけるエネルギー消費量計算方法の解説」(財団法人 建築環境・省エネルギー機構)P12より引用しています。居間や台所、洗面所、トイレ、玄関、廊下など各所に24台の蛍光ランプや白熱電球が取り付けられたモデル家庭では、年間1,185kWhの電力を消費します。このときの一次エネルギー消費量は11.6GJです。

照明だけでも月100kWh近い電力消費です。LED照明への切り替えや不要な照明を消すことで、大幅にエネルギー削減ができそうです。

換気のエネルギー消費について

換気扇の一次エネルギー消費量は「住宅事業建築主の判断の基準におけるエネルギー消費量計算方法の解説」(財団法人 建築環境・省エネルギー機構)P11より引用しています。

選択したのは既築住宅でもっとも普及している第三種換気設備です。自然吸気口を居室のどこかに設け、機械(換気扇)の力で排気するタイプです。

このタイプで年間420kWhの電力を消費し、一次エネルギー消費量は4.1GJとなります。

家電のエネルギー消費について

テレビや冷蔵庫、掃除機、洗濯機などのいわゆる家電製品の一次エネルギー消費量は「住宅事業建築主の判断の基準におけるエネルギー消費量計算方法の解説」(財団法人 建築環境・省エネルギー機構)P6より引用しています。

標準モデル家庭では年間33.8GJ(ギガジュール)の電力を消費しているわけですが、これは発電ロスや送電ロスなどがすべて含まれています。家庭で消費される電力は3,465kWh/年です。

4人家族なら月に290kWhくらい家電で使うことを把握しておけば、省エネ計画を立てる際にも役立ちます。

*稚拙な計算式で恐縮ですが、下記も参考にしてください。

・1kWh(3,600kJ)の電気を作る際、9,760KJ分のエネルギーを消費します。
・発電効率は36.9%(3,600kJ÷9,760kJ)となります。
・33,800,000,000J×0.369=12,472,200,000J
・12,472,200,000J÷3,600J=3,464,500Wh
・3,464,500Wh÷1,000=3,465kWh

免責事項について

当サイトに掲載している情報については万全を期していますが、その正確性を保証するものではありません。当サイトの情報を利用されて万一損害が生じましても、責任は負いかねますので予めご了承願います。また、当サイトに掲載している情報は予告なしに変更させていただく場合があります。

ご質問やお問い合わせはこちらかどうぞ>> 【質問・問い合わせ】